【初雪】元トヨタ社員がタイヤチェーンを使ってみた!【実走レポート】

【初雪】元トヨタ社員がタイヤチェーンを使ってみた!【実走レポート】

こんばんは!To Display編集長の飯島聡志です。クリスマスや年末年始、普段積雪のない地域でも雪が積もり困った人も多いのではないでしょうか?編集長・飯島が住んでいる地域でも数年ぶりに数センチの雪が積もりました。

【初めての積雪】タイヤチェーンを使うときが来た!

北国出身の飯島にとっては、懐かしい感じです。

トヨタ自動車時代は、通勤距離が長かったのと、スキーに行ったり車で正月に帰省したりすることが多かったため、スタッドレスタイヤを必ず購入&装着をしていました。よって、チェーン装着の経験は自宅で装着練習したくらいです。

コンビニ経営者になってからは自宅と店が比較的近くなりました。車を買い替えるタイミングで、スタッドレスタイヤは新調せず、前回の記事で紹介したタイヤチェーンを常備するようになりました。

コンビニを開業してから3年目の冬、初めて積雪に見舞われました。朝起きて窓の外を見ると、道路もう完全に白くなっています。

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ノーマルタイヤで走行するのは大変危険な状態だと判断し、朝早くからタイヤチェーンを装着しました。

今回使用するタイヤチェーンはこちら!

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【基本情報】
飯島のタイヤサイズ:215/55 R17
使用したタイヤチェーン:SX-110

タイヤのサイズによって、タイヤチェーンのサイズも変わるのでご注意ください!

商品ページを見ていただくとわかるように、亀甲型金属タイヤチェーン2本入り(1セット2タイヤ分)です。

タイヤチェーンは駆動輪だけつければ良いので、原則1ペアあればOKです。4WDの車両でも、前輪に付ければOKです。タイヤは4本だからタイヤチェーンも4本必要だと2セット買う必要はありません!

【事前準備①】まずは身支度から!

部屋を出るときに、軍手を持って出ました。軍手と言っても、ダイソーなどの百円均一で購入したものです。雪で濡れてしまうので、本当はスキーなどで使わなくなった雪用のグローブがおすすめです。

雪用グローブは、積雪時の雪かきでも重宝する便利グッズです。持っていない方は、安価な物で良いので買って玄関に置いておくと便利でしょう。急な積雪には事前準備が大切です!

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服装は、まだ雪や雨が降っているならレインコートや撥水加工された上着を着ましょう。濡れて冷えてしまうと体調を崩してしまいます。もちろん、スキーウェアを持っている人はスキーウェアがおすすめです!タイヤ交換やチェーンを装着するとき以外でも役に立つレインブーツやスノーブーツも用意しておくと安心です。

【事前準備②】タイヤチェーンの準備

まずは、車のラゲージスペースからタイヤチェーンを取り出します。

この時に、新品のままだと「結束バンド」で固定されている場合があります。ハサミやニッパーなどが必要となるので、事前に切断しておきましょう。

雪が降る前に!タイヤチェーンを購入したら、中身を確認しておこう!

新しいタイヤチェーンを購入したら、中身と取扱説明書を確認しておきましょう。 また、チェーンを広げて「ねじれ」「破損」などがないか確認します。 雪が降ってから、タイヤチェーンに不備があったら大変です!しっかり確認し、大切に保管しておきましょう。

飯島は、同型のチェーンを一度別サイズの物で練習済みでしたが、念のため説明書を読み返しておきました。初めて見ると「なにこれ?」となるので、事前に取扱説明書をチェックして、タイヤに装着する練習することをおすすめします。

チェーンを広げて、ねじれ等がないか確認する

装着前は、必ず点検!タイヤチェーンを広げて「ねじれ」「破損」などがないか確認します。タイヤは高速回転しますので、この点検は重要です。写真のように、両手で持ち上げて確認しましょう。床に置いてしまうと雪が付いてわかりにくくなります。商品によっては左右で色分けされている場合は、その指示に従って持ちましょう。

【タイヤチェーンを装着】

①タイヤチェーンを、タイヤの後ろへ通す

ここからが本格的な作業となります。

この商品は、オレンジ色の部分がタイヤの左側に来るように通します。左手にオレンジ部分を持っておくと、間違えずに装着しやすくなります。そして、この時にチェーンや手袋に雪が付くので、素早く行ったほうが手が冷たくなりにくいです。

そして、これが一番大変な作業と言えると思います。晴れていれば地面が乾いていて、障害物もないので簡単に出来るのですが…。雪があると、雪自体が障害物になるので元自動車のプロである飯島でも大変でした。一度も練習をしていなければ、かなり大変な作業になるところでした。

②タイヤ上面でチェーンをつなぐ

これは、少しだけ奥に手を入れるので、袖が汚れやすいので注意しましょう。今回は、自宅に駐車しておいたの車両でやっているのでタイヤが濡れておらず簡単に出来ました。しかし、走行直後などタイヤが濡れていると、袖がかなり汚れます。冬のお出かけの際は、車内に汚れてもいい上着や、アームカバーを常備しておくと良いでしょう。

③前面の1つのフックをつなぐ

チェーンを全面に引き出すと、1つのフックをつなぐ必要があります。

※この写真では、上面の黄色いフックの事です。

④下面に来る部分を繋いで、チェーンの弛みを取る

下の赤い部分に緑色のチェーンを通して引っ張ると、チェーンのたるみが取れます。ここまでくれば、ほとんど作業終了です!

⑤緑色のチェーンを固定して終了

写真のように、緑色のチェーンで余った部分は、樹脂の赤いフック(2つ)に引っ掛けます。緑色のチェーンの先はフック形状になっているので、適切な場所に引っ掛けるのです。

少しわかりにくいので、写真を参考にお話します。

まず、緑色のチェーンを水色の矢印の流れで、赤いフックに引っ掛けていきます。

ピンク色の丸がついている赤いフックは⑤で引っ掛けるフックです。ピンク色の丸がない赤いフックは、④で緑色のチェーンを通した赤いフックです。

そして、最後に緑色のチェーンの先端にあるフックを、今回はオレンジ色の丸のあたりに装着しました!

数百メートル程度走ったらチェーンが緩むことが多いので、再度緑色のチェーンを引っ張ってたるみを取ります。実際に、結構たるんでいました!

商品説明ページにタイヤチェーンを装着する動画が載っているので、気になる方はご覧ください。

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実際に走行してみた!

※写真はイメージ画像です。

タイヤチェーンを装着したことで、かなり安心感があります。想像以上の走破力と制動力があり、指定されている走行速度50km/h以下であれば、安心して走行できると感じました。40km/hで走行していた為、チェーンの傷みも少なかったです。

途中、雪がない場所も走行しましたが、それほど振動は気になりませんでした。

今回は、前輪駆動(FF)のミニバンで体験してみました。ある程度「車重」がある車でも安心感があるので、軽自動車やコンパクトカーなら、更なる安心感が得れると思います。

常に積雪のある雪国や毎週のようにスキーなどに車で出かける人は、スタッドレスタイヤが必須になりますが、たまにしか雪に遭遇しない人には、タイヤチェーンがおすすめです。

前回の記事も参考に、快適な冬のカーライフを!

前回の記事はこちら
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この記事で使用したタイヤチェーンはこちら
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